ほぼ一年ぶりということで、
経年を語るにぴったりのピアニスト、
ボリス・ベレゾフスキーについて。
このピアニストの存在を知ったのは学生の頃。
超絶技巧練習曲の聞き比べに没頭していた私は、
大学生協で手にしたCDジャケットを見てやや当惑。
土足でピアノ椅子を踏み締め
脚を組んでピアノ上に腰掛ける姿は
良くも悪くも「これまでにない演奏家」像。
演奏のほうも印象強く、先に技術ありきな感じかなぁ、と。
口さがなく言えば、テクニック誇示タイプ。
三十年近い隔たりはありますが、
チャイコフスキーコンクールで同じく
一位に輝いたアシュケナージの演奏と比べて
ドキドキしていたものです。
ピアノに無関心な人にベレゾフスキーと
ワッツとアシュケナージ演奏の
超絶技巧練習曲第10曲をそれぞれ聞かせると、
ひょっとすると同じ曲だと気づいてくれないかもしれません
で、そんなベレゾフスキーを
最近また見かけることがありまして、
体積約1.4倍くらいに膨れあがった姿に驚きました。
お腹もすっかりでっぷりしちゃって…。
でも、ピアニスト的な肥え方(どんなだ)なので、
演奏技術は衰えるどころかますます磨きがかかった凄腕で、
まるでベルマンかと見紛いそうになります。
超絶技巧練習曲コンテストなんてのがあったら、
現役ピアニストでは間違いなく主役ですね









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